キャッシュカードでのキャッシングは注意！借りるという認識を持とう

キャッシュカードといえば銀行預金口座から引き出したりあるいは預け入れたりする場合に利用するのが一般的ですが、最近ではこの他にも多くの機能が付加されるようになってきました。例えば自分のお金の出し入れではなく、銀行からの借入も行うことが出来ます。これは通常カードローンと呼ばれ銀行によっても違いますが、申し込みによって現在利用しているキャッシュカードでそのまま利用できます。さらにカードによってはキャッシング機能がついているものもあります。

カードローンとキャッシング

カードローンとキャッシングはどちらもお金を借りるという点では同じですが、カードローンは通常リボ払いを利用して返済していくもので、キャッシングの場合には翌月一括で返済するものです。ただし最近ではキャッシングでもリボ払いに対応しているものもあり区別が難しくなってきている場合もあります。借入限度額としてはカードローンの方が高額に設定されており、金利は概ねカードローンの方が低く、キャッシングはかなり高く設定されています。

キャッシュカードのキャッシング機能

もともとキャッシングはクレジットカードにキャッシング枠として付けられているものを指すのが普通なのですが、このクレジットカードのクレジット会社と銀行の提携が進んだことから、銀行のキャッシュカードにクレジット機能を持たせることが可能になり、キャッシュカードでキャッシング機能が利用できるようになったと言う訳です。したがって厳密にいうとキャッシュカードのキャッシングと言えども機能的にはクレジット会社が提供していることになります。

キャッシングは借金です

キャッシュカードを利用するということは長らく自分のお金を扱うことでしたので、キャッシングを利用する場合も、借金と言う感覚がなかなか持てない人がいます。このためこういう人は返済と言うことを意識しないままに利用してしまい、引落しの時になって大慌てすることになります。しかも前記の様にキャッシングの金利は高い設定ですから、本来借りるのはあまり勧められるものではありません。ですから借金であるという認識を持って緊急時以外は使わないようにしましょう。
（⇒キャッシングは借金です）

上手なキャッシングの利用方法

緊急時と言う訳ではないですが、キャッシングの上手な利用方法があります。お金が必要になってＡＴＭにお金を引き出そうとしたとき近くに取引銀行が無かったような場合、手数料を払って他の金融機関のＡＴＭを利用することになります。しかしキャッシングの場合にはキャッシングを提供するクレジット会社の提携ＡＴＭが有れば手数料なしで借りることが出来ます。ただし利息はかかりますから、できるだけ早く一括返済して下さい。こうすると金額にもよりますが手数料よりも利息の方が安くなります。
（⇒キャッシングのメリットとは）

返済能力を考える

キャッシュカードを利用してキャッシングあるいはカードローンを使って借金をしようと考える場合に最も大切なことは、その借金が本当に返済できるかどうかを考えることです。カードローンのように長期に返済する場合にはしっかりした返済計画が必要ですが、キャッシングは一回で返済しますから、返済日までに利息を含めた金額の資金を用意できるかどうかをよく検討して、用意できると言う確証を持てた場合のみ、借り入れするようにしてください。