返済額を減らせる可能性がある!借り換えを利用して上手に節約しよう
借金につきものなのが利息ですが、これは金利と借入期間によって決まります。金利は借入時の金利が返済完了まで続く固定金利かあるいは経済動向によって変動する変動金利かのいずれかです。固定金利の場合にはその後の経済状況で金利が下がってくると借り換えを行えば利息を大きく減らすことが出来る可能性があります。特に借入期間が長いものは最初の頃は利息ばかり払っているようになりますので、金利が下がれば返済期間も短くできる可能性もあります。
キャッシングの場合
ただしキャッシングの場合基本は翌月の一括返済になりますので、その間に借り換えを考えることはあまり現実的ではありませんし、短期間ですので利息は借り換えをして減らすことを考えるほど大きな額にはなりません。しかし、キャッシングの中にも分割返済を可能にしているものがあり、通常はリボルビング払いで返済しています。このような方法で長期にわたって返済しているような場合には、金利によっては借り換えを選択した方が得になる場合もあります。
リボルビング払いの特徴
リボルビング払いにも様々な方法がありますが、通常は元本と利息を合わせて毎月の返済額が一定になるというものです。この場合、返済額が分かっていますから、返済計画が立てやすく、利用者にとっては大変返済しやすいのですが、最初の頃は元本がほとんど残っているわけですから利息の額も大きく、返済額に占める利息の額の割合が大きくなります。このため元本はなかなか減りません。したがって大きい金額を借り入れると最初は利息ばかり支払う形になって、本来はあまり得な返済方法とは言えません。
借り換えする前に
借り換えする場合には実際に利息を減らすことが出来るかどうか計算してみましょう。現在借りている状態でこれからどの程度返済する必要があるのかをまず計算します。それから借り換えを行った場合にどの程度になるかを計算します。その際には、借り換えによって発生する手数料なども考慮する必要があります。その金額を比較して安くなるのであれば借り換えする意味は大いにあります。さっそく金融機関に行って相談してみましょう。
借り換えた場合
借り換えと言っても新たな金融機関で借りて、前のものを返済してしまおうと言う訳ですから、借り入れが出来た時点で、速やかに前のものは繰り上げ返済してしまってください。これを怠っていると返済までの期間の利息が掛ってしまいますのでその分損失が出てしまって、借り換えをした意味が無くなってしまいます。借り換えした金融機関によってはその点もしっかし処理してくれますので借り換えである旨しっかり相談しておきましょう。
お纏めローン
多数の債務を抱えてしまった場合には、全部を一つに纏めるためのお纏めローンと言うものがあります。これも一種の借り換えになるのですが、要するに多くのローンを借り換えによって一つに纏めるということです。これによって返済が一つにできることと、管理も大変容易になります。もし多くのローンを抱えて返済が苦しいのであればすぐに銀行に行って相談しましょう。一つにまとめることで返済は長期化するかもしれませんが、返済は容易になる筈です。